ニキビ・ニキビ跡
Acne Scars
ニキビとは?

さくら皮フ科はニキビ治療が得意です。通院するニキビの患者さんの数が非常に多く、ニキビ治療に力を入れています。当院ではニキビ治療にいきなり自費治療をお勧めすることはありません。保険の治療で、かなり良い状態まで改善できます。
繰り返すニキビ、ニキビが治っても残る赤み、黒ずみのような色の痕は根気強く治療を続ければほぼ治ります。ですが、凹んでしまった痕(クレーター、陥凹性の傷痕)は、保険治療で有効な薬がありませんので、自費治療を行うほうが好ましいです。
なるべく早めに治療を開始して、消えないようなニキビ痕を作らないようにすることが大切だと考えています。
ニキビの原因とできる場所
ニキビができる主な原因は「皮脂の過剰分泌」「毛穴の出口の角化(詰まり)」「アクネ菌の増殖」の3つです。できる場所によって原因が異なります。
| おでこ・鼻(Tゾーン) | 思春期ニキビに多い部位。成長による皮脂の過剰分泌が主な原因。 |
|---|---|
| あご・口周り(Uゾーン) | 大人ニキビに多い部位。ストレス、ホルモンバランスの乱れ、乾燥、メイク汚れなどが複雑に関係。 |
| フェイスライン・首 | ストレスや睡眠不足、マスクによる摩擦、ホルモンバランスの乱れ。 |
| 胸・背中 | 皮脂腺が多く、シャンプーや汗の洗い残し、衣類の摩擦などが原因。マラセチア毛包炎(カビ)と間違われやすいこともあります。 |
ニキビの種類(進行度)
ニキビは進行度に応じて種類が分かれます。早期の段階で治療を開始することが重要です。
| 白ニキビ(コメド) | 毛穴に皮脂が詰まり始めた初期段階。白いプツッとした状態。まだ炎症は起きていません。 |
|---|---|
| 黒ニキビ(コメド) | 白ニキビの毛穴の出口が開いたことで、詰まった皮脂が酸化して黒くなった状態。 |
| 赤ニキビ | 詰まった毛穴の中でアクネ菌が増殖し、炎症を起こして赤く腫れた状態。痛みや熱を持つことがあります。 |
| 黄ニキビ | 赤ニキビの炎症が悪化し、膿(うみ)が溜まって黄色く見えている状態。ニキビ跡になりやすい危険な状態です。 |
ニキビと吹き出物の違い
医学的には、ニキビは「尋常性ざ瘡」という疾患名であり、思春期以降に発生するものを指します。一方、吹き出物は、ニキビを含む肌にできるブツブツ全般を指す俗称(呼び方)です。一般的に「大人ニキビ」を「吹き出物」と呼ぶことが多いですが、当院では皮膚疾患として「ニキビ」と統一して治療します。
当院で行っている治療
保険治療を続けていたのにあまり効果が出ないという患者さんは、外用薬の塗り方などを再確認したり、漢方薬を併用すると効果が出ることが多いので、あきらめずに一度ご相談ください。
凹んでしまったニキビ痕治療に、痛くなく、効果的な自費治療(マッサージピール、プラズマ)が新登場しました。
| 外用薬(塗り薬) | 毛穴の詰まりを取り除くディフェリンゲル(アダパレン)やベピオゲルなどのピーリング作用を持つ薬、アクネ菌を殺菌する抗菌薬などを組み合わせて使用します。 |
|---|---|
| 内服薬(飲み薬) | 炎症を抑える抗生物質や、皮脂の分泌をコントロールするビタミン剤などを用います。特に炎症の強い赤ニキビ・黄ニキビに有効です。 |
| 面皰圧出(めんぽうあっしゅつ) | 炎症を起こしていない白ニキビ・黒ニキビ(コメド)を、専用の器具を使って毛穴から排出する処置です。ニキビの進行を防ぎ、治りを早めます。 |
| イソトレチノイン | ビタミンA誘導体(レチノイド)の経口内服薬です。重度の、あるいは既存治療で改善しなかった難治性のニキビ治療に世界的に用いられています。 ※医薬品として未承認のため、保険適用外の自費診療となります。 ※副作用として、まれに脱毛、息切れ、吐き気、肝機能障害などの副作用が報告されています。 |
ニキビ跡をきれいに
消すには

ニキビの炎症が治まった後も、赤み(炎症)、茶色い色素沈着、凹み(クレーター)が残ることがあります。これらは通常の保険診療での改善が難しいため、美容皮膚科の治療が効果的です。
当院では、ニキビ跡の状態に合わせた専用の美容機器を用いた治療をご用意しております。
美容皮膚科を見るニキビ予防について
ニキビは日常のスキンケアと生活習慣で予防できます。
- Point.01
洗顔
刺激の少ない洗顔料で優しく洗い、皮脂やメイク汚れをしっかり落としましょう。ただし、洗いすぎは乾燥を招くため注意が必要です。
- Point.02
保湿
皮脂が多い部位も、水分不足になると過剰に皮脂を分泌します。さっぱりとした化粧水やクリームで適切な保湿を心がけましょう。
- Point.03
生活習慣
睡眠をしっかり取る、バランスの取れた食事を摂る、ストレスを溜めすぎないなど、ホルモンバランスを整えることが重要です。
よくあるご質問
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Q
治りづらい大人ニキビはどうやって治すのですか?
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大人ニキビ(主にUゾーン)は、ホルモンバランスの乱れや乾燥、ストレスなど複数の要因が複雑に絡み合っているため、治りにくいのが特徴です。当院では、外用薬・内服薬による治療と並行して、患者様のライフスタイルやスキンケアの指導を行います。症状によっては、美容皮膚科でのピーリングやレーザー治療も効果的です。
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Q
ニキビの塗り薬に、使う順番はありますか?
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ニキビ治療の塗り薬は、効果を最大限に引き出すために正しい塗り方が非常に重要です。薬の種類や数によって正しい手順は異なりますので、必ず診察時や受付で医師・スタッフにご相談ください。
