花粉症のお話
国民の20-30%がスギ花粉症を言われている国民病です。
(私ももれなく飲み薬、点眼、点鼻を使用しております笑)
1.花粉症とは、、、
花粉症は、植物の花粉を抗原(アレルゲン)として免疫系が過剰反応することで起こるI型アレルギー反応(即時型過敏症)です。
主にスギ・ヒノキなどの花粉が原因となり、鼻粘膜や眼の結膜で炎症反応が生じます
2.花粉症の症状
・透明でサラサラの鼻水
(風邪とは異なり、黄色い鼻水や発熱はありません)
・くしゃみ
・はなづまり
・眼のかゆみ、充血、流涙
・肌荒れ
重症になると睡眠障害等をきたす方がいます
3.花粉症の検査
当院では一度に多くのアレルゲンを調べられるアレルギー検査のView39を行っております。
4.花粉症の治療
・抗ヒスタミン薬の内服
主要抗ヒスタミン薬(第2世代のみ)比較(眠気・効果)になります
薬剤名 抗ヒスタミン作用 眠気の強さ 特徴
エピナスチン ★★☆ ★★ 比較的眠気が少ない。
(アレジオン)
オロパタジン ★★★★ ★★★ 効果強いが眠気もやや出る。
(アレロック)
フェキソフェナジン ★★ ★ 眠気が最も少ない代表薬。
(アレグラ)
ロラタジン ★★☆ ★ 眠気が少ない。
(クラリチン)
デスロラタジン ★★ ★ ロラタジンの活性代謝物。眠気ほぼなし。
(デザレックス)
ビラスチン ★★★ ★ 効果強いが眠気ほぼなし。
(ビラノア)
セチリジン ★★★ ★★ 効果強いが眠気が出る人もいる。
(ジルテック)
レボセチリジン
(ザイザル) ★★★ ★★ セチリジンの光学活性体。効果強め。
当院で良くお出ししているのはビラノアかなと思います。
副作用の眠気も少なく、そこそこ効果ありますし
ただ空腹時に内服しないといけないところは注意ですね。
市販で買えるものですと
アレグラ、アレジオン、クラリチン、タリオンあたりになります。
・ステロイドの点鼻薬
市販で売っている血管収縮剤入りの点鼻はおすすめしません!!
即効性はありますが、長期的な使用で鼻炎が悪化するリスクがあります
即効性はないですが、ステロイド点鼻薬を使用しましょう
・点眼薬
これらは症状の緩和に有効で、国際的なガイドラインでも推奨されています。
・舌下免疫療法
(これは次のブログでご紹介します)
Singh AK, et al.
Unravelling allergic rhinitis: exploring pathophysiology, advances in treatment, and future directions.
Frontiers in Allergy. 2025.
Okuda M, et al.
Epidemiology of Japanese cedar pollinosis throughout Japan.
Ann Allergy Asthma Immunol. 2003;91(3):288‑296.
Zoabi Y, Levi-Schaffer F, Eliashar R.
Allergic Rhinitis: Pathophysiology and Treatment Focusing on Mast Cells.
Biomedicines. 2022;10(10):2486. doi:10.3390/biomedicines10102486
