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さくら皮 フ 科

武蔵小山駅徒歩0分という好立地にある「さ<ら皮フ科」を訪れた。院内は清潔で明るく、 細やかな心遺いがあふれている。 落ち着いた場所にあるパウダールームやおしゃれでゆったりとした空間となっているトイレ、 何気なく置かれたドライヤーなど〝あったらいいな〟があるクリニックだ。 院長の千明(ちぎら)美保先生は、 朗らかで話しやすい雰囲気であるものの、 医療への熱意には圧倒されるほど。「愚直なまでに真っすぐ医療に向き合ってきた。 皮膚に関することはなんでも聞いてほしい」と笑顔で語る、 真面目で信頼できる形成外科の専門家。 その確かな診断能力と高い技術力に、 遠方から通い続ける患者も多い。インタビューでは、 医師になったきっかけや医療への思い、 普段の診療で心がけていること、 さらに美を保つ秘訣まで、 たっぷりと伺った

ーー先生が医師をめざすこととなった動機を教えてください。

私の祖父が循環器内科の医師だったので、幼稚園の頃から医学に興味があり、自分では覚えていない頃から「お医者さんになりたい」と言っていたようです。祖父の治療の様子や、患者さんから感謝されている姿を見て、人の役に立つということは素晴らしいなと思っていました。小学生の頃には「心臓外科医になる!」と宣言していたことは今でも覚えています(笑)。

ーー心臓外科医になると言っていた少女が、形成外科医になったのはなぜでしょうか?

体にとって一番大切な臓器は心臓だと思っていたため、心臓外科を目指していましたが、医学部に入って形成外科の再建手術を目の当たりにして以来、この分野をもっと知りたい、突き詰めてみたい!と思うようになりました。当時、形成外科は比較的新しく誕生した診療科目であり、外見に大きくかかわる再建手術がほとんどです ゚腫瘍の摘出や外傷による皮膚・組織の欠損を再建し、切断した指の再接着などを行う特別な技術を要します。また患者さんが結果を自分の目で見て評価できてしまう非常に特殊な診療科目でもあります。しかし、それが大きなやりがいであり、患者さんが満足できる答えをいつまでも追究しつづけたいと思っています。

ーー美容にも力を入れているのは、やはりニーズがあるからでしょうか?

相談はとても多く寄せられます。「きず」は治っても、皮膚の色素沈着やケロイドなどの「きずあと」に悩む方もた<さんいらっしゃいます。そういった外見の悩みは精神的にも大きく影響することもありますので、美容皮膚科にも力を入れています。「きずあと」だけでなく、ニキビや、しみ、しわなどに悩む患者さんも大変多いので、切らずに治すことも、―つの使命と思い、徹底的なトレーニング、経験を積んできました。今ではたくさんの患者さんが通ってくださり、切らない施術を1万人以上に行っています。よくなったと喜んでくださる患者さんの笑顔を見ると私も本当にうれしくなります。

ーーこちらのクリニックは、診断能力と技術能力が高いそうですね

ありがたいことに、近隣では外科もできる皮膚科クリニックとして信頼を得ています。近くの皮膚科や内科の先生も、「手術なら千明先生のところでやったら?」と紹介して下さいます。私は常々、医師として大切なことは「診断能力」だと思っています。なんでもすべて自分で治療すればいいわけではなく、例えば悪性腫瘍などであれば設備の整った施設へすぐに紹介する必要があります。的確かつ素早い判断ができることが重要だと考えています。大学病院時代には全身麻酔の手術を1000例以上、開業してからは局所麻酔の手術を1200例以上行ってきた経験もあり、今では一目見れば、シミなのかホクロなのか、イポなのか、手術するべき腫瘍なのか、治療方法が頭にすぐ浮かびます゜

ーー心臓外科医になると言っていた少女が、形成外科医になったのはなぜでしょうか?

体にとって一番大切な臓器は心臓だと思っていたため、心臓外科を目指していましたが、医学部に入って形成外科の再建手術を目の当たりにして以来、この分野をもっと知りたい、突き詰めてみたい!と思うようになりました。当時、形成外科は比較的新しく誕生した診療科目であり、外見に大きくかかわる再建手術がほとんどです ゚腫瘍の摘出や外傷による皮膚・組織の欠損を再建し、切断した指の再接着などを行う特別な技術を要します。また患者さんが結果を自分の目で見て評価できてしまう非常に特殊な診療科目でもあります。しかし、それが大きなやりがいであり、患者さんが満足できる答えをいつまでも追究しつづけたいと思っています。

ーー美容にも力を入れているのは、やはりニーズがあるからでしょうか?

相談はとても多く寄せられます。「きず」は治っても、皮膚の色素沈着やケロイドなどの「きずあと」に悩む方もた<さんいらっしゃいます。そういった外見の悩みは精神的にも大きく影響することもありますので、美容皮膚科にも力を入れています。「きずあと」だけでなく、ニキビや、しみ、しわなどに悩む患者さんも大変多いので、切らずに治すことも、―つの使命と思い、徹底的なトレーニング、経験を積んできました。今ではたくさんの患者さんが通ってくださり、切らない施術を1万人以上に行っています。よくなったと喜んでくださる患者さんの笑顔を見ると私も本当にうれしくなります。

ーーご自身の性格をどう感じていますか?

小さい頃からとにかく真っすぐで、責任感が強いと思います。このクリニックを開院したのも、患者さんと向き合って長くお付き合いできる地域医療で役に立ちたいと思ったからです。不安はあるけれど、大きい病院を受診するには気が引けると躊躇している患者さんもいますし、なかなか良くならないといくつも病院を受診している患者さんの中には、外用剤の塗り方やちよっとしたコツを再確認すると、すんなり改善することもありまして、地域医療の果たす役割は大きく、幅広いと考えます。いかに、悩む患者さんたちの役に立てるかを常に考えています。いまでは、引っ越ししても遠くから通って下さる患者さんが増えました。中には、はるばる東北から足を運んでくださる患者さんもいらっしゃいます。実際に皆様のお役にたてているんだなとうれしく、ありがたく思っています。またクリニックでは、心から患者さんにおすすめできる治療を提供するため、治療や施術で使う機器や技術、スキンケア商品などすべて、自分自身で試した上で良い物だけを取り入れることにしています。私自身も昔ひどいニキビで悩んでいたんですよ。

ーー先生のお肌はとてもきれいですが、美容法や元気の秘密があれば教えてください。

自分自身のひどいニキビは、内服・外用治療を行い、状態に応じてケミカルピーリングや光治療も併用しました。現在美容に気を付けていることは「保湿」と「紫外線防止」です。たっぷりと保湿し、毎朝1年中日焼け止めを塗っています ゚乾燥と紫外線は、シミ・しわの大敵ですし、意外にもニキビの原因にもなります。この基本をきちんと続けていると、美容的な施術も大変効果が出やすくなります。たった2つのことですが、実践している人とそうでない人はだんだん大きな差が出てきます。健康については、忙しい日々の中、食事が不規則で、寝不足になることも多いですが、朝食だけはしっかりと摂るようにしています。そして犬と散歩してなるべく歩くように心がけています。愛らしい犬の顔をみると、本当に癒されます。

ーー最後に、患者さんにメッセージをお願いします。

健康のこと、体のことは、皆さん本当に心配だと思います。インターネットなどで簡単に情報を収集できる時代ですが、そのすべてが正しいとは限りません。調べれば調べるほど不安が募り、悩みが深くなってしまうこともあります。そんな時は、ぜひ専門医に相談してください。「こんなことで行っていいのかしら?」と思うことでも、一度足を運んでみてください。何年も悩んでいたことが2週間<らいで改善することもあります。「こんなに早く良くなると思わなかった」「先生に診てもらってよかった」なんて言葉をもらえると、医師として頑張ってきて本当によかったと幸せになります。手術で治ること、手術しないでできることはそれぞれた<さんあります。皮膚のことに関して何かしらお手伝いができると思いますので、なんでも聞きに来てください。